ゆらぐよゆらぐよどこまでも 3 - きょうもうっすら月あかり
ゆらぐよゆらぐよどこまでも 4 - きょうもうっすら月あかり
更年期にみられる体調不良はじわじわと続いていたのですが
強く「健康」を意識したのは心身ともに文字通り”動けなくなった”からでした
その年10か月ほどのあいだで親しい友人、母、父を見送りました
友人はわたしの10歳以上も年下、母も父もあっけないほどの早さでした
冷たく聞こえるかもしれませんが
私にとって「死」はそれが遅いか早いかだけ。
寿命もある程度決まっているのかもしれませんし、
それを粛々と受け入れること。。
と頭では理解していたつもりでした
(もちろん現世では会いたいときにはもう会えないのだという
さみしさはあります)
父、母それぞれ葬儀は最小限のものでお願いし、
母が住んでいた借家を返さないといけなかったので
バタバタと実家の片づけをしたりして確かに体力も使いました
その間に自身も不注意で肩を怪我したり(脱臼です)
今思うと体もだましだましで負担をかけていたなとおもいます
不注意の怪我をなめていた私がわるいのですが
肩を整復したあと(救急で行った病院で処置してもらいました)
しばらくは固定しないといけないらしいのですが(その後病院にもいかず)
ふつうにガンガン動かしていたため
筋損傷の部分の拘縮がひどくなりだんだんと腕が上がらなくなり
おまけに夜は痛みで眠れなくなるほど悪化しまして。。
そこからリハビリ生活です(自分の治癒力のなさにおどろくほど)
腕が上がるようになるまで10か月かかりました
(つづく)